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9月, 2010の投稿を表示しています

遠い日の思い出。6

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早熟な中学時代を過ごした僕は高校の3年間を2ストロークのエンジンチュウニングに情熱を 燃やした。山口オートペットのマフラーでチャンバーを製作したり、トーハツがバイクを撤退しワークスレーサーが売りに出れば其れを見に行き、とても高価でポケットのお金でCA2を求めレーサーに 改造したり、ブリジストンの90ccを何とか手に入れ、ロータリーバルブの開度を研究し其のつど テストに明け暮れた。其のチュウニングエンジンで1日で300から400キロの高速ツーリングで各地 を旅した。其の3年間で自分成りの2ストロークのチュウニング理論が頭の中にねずいた様な気がする。 今でも脳裏に2ストロークの悲鳴にも似た2ストのエキゾーストと4ストの野太いサウンドがリンクする。 私の大好きなレーシングエンジンのチュウニングは此の頃既に出来上がって居たのだと思う。2ストも 4ストも未だに私の好奇心を刺激する。

RSC130パイダブルパネルの製作

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1枚の加工で此れだけの切削屑が出る。 反対側のパネルを製作している様を9歳の孫に写して貰う。 左が今回製作中のパネル。右がオリジナル。 RSCパネル部のエヤースクープをフライスで抜きに掛かる。取りあえず1台分を製作加工 して見る。

CB72次回作

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ブラスト後すぐさま特殊プライマーでコーティングする。乾いた後ハンマーで塗料部 を叩いても剥がれない。 何とか溜まって居た、レストアが少しずつ、出来る様に成って来た。此のフレームはCB72様 ですが当店のスペシャルブラスターで手の届かない所まで完璧に錆びを落とす。

CR110用新プランジャー

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何か思いつくと、すぐさま実行し取りあえず何個か試作し、新製品を製作する。 こうしてますます仕事が溜まる事になる。 センターの穴がいっぱい開いているのがオリジナル。右の2本が前に製作し、左の2本 が今回製作した、新タイプ。CRが年々進化する。

バロン

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犬が飼い主に似ると、言うが実に良く似ている。 当店のお客様の愛犬バロンです。イカツイ顔ですが、トテモ素直な可愛い犬です。オーナーが 見えなくなると、子犬の様にクンクン泣きます。

60の手習い

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CS90のエンジンもそろそろ組み立てに入ります。大分腕も上がり長い年月固着したエンジン も難なく分解する。レストアの醍醐味を味わい、よりディープな世界に踏み込んだか。

寺子屋

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此の嬉しそうな顔がたまらない。 当店のお客様の中でエンジンも含め自分でレストアをしたい方が益々増えて入る。 自分で持ち込んだ物を、自分で作業する。此れがレストアの究極だと思う。分からない所 や出来ない所をアドバイスする。なるべく手を出さない様に心がける。

CR110対策オイルポンプ

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ブロー対策で25年以上前に当店で製作した、砲金製オイルポンプです。製作しながら色々な  ノウハウを蓄積し、出来上がった製品を自分のCR110に取り付けテストを繰り返し満足の行く 商品開発を目指した。

RSC130パイダブルパネルの製作

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大体此の様なレイアウトに成る。精度の良い仕事が要求される。 裏の荒削りが終わったパネルです。 RSC130パイ用のパネルの加工に入った。パネル裏の加工を何台分かテスト加工して見た。

CB92Yシート。

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2個目は浅間59使用のイメージで製作した。本物も初期Yシートのベースはアルミ で出来ている。

CB92アルミアルミシート。

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シートエンドはバフ仕上げでエンドの仕上げは5ミリ程巻き込み後は取り付けステー 等を製作しシートを張ればイメージが現実の物と成る。 板金ハンマーで大体のイメージを叩き出す。 1個はシートエンドをCR110や93のストリートタイプを製作する。 アルミ板に型紙をトレースしジグソーで切り抜き板金加工で少しづつ形にする。 CB92用に1,5ミリアルミ板で2種類のシングルシートを製作中です。まず型紙にイメージを トレースする。自分の表現したいデザインを描き形にして行く。

ロボコン

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今回の3機のロボットは完成度も高く、機械美が漂う。1機オブジェに欲しく成った。 昨年メジャーな大会で優勝し連覇を続けて来たが今回二ユーマシンを3機製作し其の大会に 臨んだが、3機共、決勝にまで残ったが優勝を逃した。此の悔しさをばねに更なる躍進を期待 する。

CR110 8速8速用シフトドラム

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写真左のシフトドラムを製作し物にするのに何年もの歳月を要した。8速のミッションを作動するのに 5本のシフトフォークを必要とする大変デリケートで難解な部品だ。今回の点検ではミッションを含め ノントラブルであった。

CR110 8速ミッション

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当時メーカー欠品のギヤを殆んど製作した。繊細な部品でギヤを焼き入れ後各シャフト にセットし抵抗無く作動する様に何回かの設計変更を繰り返した。

アメリカでも

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此のクランクとコンロッドはアメリカでの修理で又直ぐにブローしたエンジンの物です。コンロッドはワンオフの一流品ですが繊細なCR110を修理するのは難しい。此のエンジンはクランクケースまで交換する 大変な修理に成りました。

此れが問題の

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当時鈴鹿のストレートでロックしたリテーナーニードルです。此のような部品でも研究 のため保存しております。遠い日の鈴鹿の悪夢です。

CR110手削コンロッド

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当時コンロッドを製作してくれる所が見つかりませんでした。仕方なくムク材から鉄のこと手ヤスリで コンロッドを削り出しました。焼き入れ前にビックエンドを除き銅メッキをほどこし、ビックエンドとスモール エンドを内面研磨にだし其れを焼き入れ屋に持って行き、薪炭焼き入れを見せて頂き、其れを加工屋 に持って行き仕上げ加工を施し組み上げた。此のクランクに取り付けて有るのが、其の時のコンロッドです。スゴーサーキットでの14000回転にも絶え、その後ストリートでの200キロツーリングでも素晴らしい 性能を発揮しました。今回分解後点検しましたが問題有りませんでした。いかんせん手作りで無骨ではあるが、マダマダいけると思う。

CR110 対策クランクピン

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クランク一式を交換すれば良いのだが、手持ちが無く対策クランクを製作する事にした。 CR110のクランクピンはウエイトと一体型で簡単に交換出来ません。圧入型クランクピンを 製作しこれを組み付けた。ニードルもリテーナーに対し2個ずつ入れるタイプを1列タイプ に変更した。問題はコンロッドを修理したり製作してくれる所が見つかりませんでした。

CR110 コンロッドを捜し求めて

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此れが鈴鹿サーキットで問題の起きたコンロッドです。見ただけではトラブルは分かりません。 エンジンの回し過ぎが原因だと思われるがリテーナーとニードルがほんの僅か傾いで、ロック した物と思われる。手で回せば回るが、クランクピン、ニードル、リテーナー、コンロッド、全てに ダメージがあり、メーカーにパーツオーダーをしても殆んど欠品で手に入れる事が出来なかった。

CR110エンジン分解

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25年程前憧れの鈴鹿サーキットを此のCR110で走行する機会を得た。何周目 かのストレートでカウルの中に頭を目イッパイ突っ込み目の前のレブカウンターを見た。 15000回転を超えていた。次の瞬間エンジンが軽くロックした。エンジンを回し過ぎたと 思ったが、時既に遅し、エンジンを壊したようだ。此の頃は色々なエンジンオイルをテスト中 で、この日のオイルはカストロではなかった。東京に戻りガックリするまもなく、エンジンを分解した。 ピストン部の焼きつきではなく、クランクのビックエンドの異常を見つけた。此れを直す為に大変な 思いをする事になるとは。 分解したエンジン内部はとても綺麗だ。使用オイル、カストロールR30イギリス製 純植物レーシング オイル。超高回転時に油膜切れが起き難い私お気に入りのオイルだ。ちなみに60年代ホンダワークス GPレーサーは全て、カストロールレーシングオイルを使用していた。

CR110スペシャルオイルポンプ

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此れがそのオイルポンプです。当店シリアルナンバー 001番の打刻が誇らしい。 本物のポンプは鉄鋳物だが当店ではブロー対策として砲金で製作した。 ケースを手に入れてからメーカーから出ないパーツを製作した。もう30年も前の話です。 其の中でもオイルポンプは、新車販売時から、非販売部品に成っていて手に入れる事 が難しい部品でした。レース関係の店から何とかブローしたオイルポンプを手に入れ、 対策オイルポンプを製作した。
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22年程前全てを部品組みした此のCR110でスゴーサーキットで50ccクラスでぶっちぎりで 優勝した。14000回転に耐え、その後ストリートに組み替え、箱根の山を征し200キロ程高速 ツーリングを楽しんだエンジンです。どの様なダメージが有るのだろうか。シリンダーとヘッド を分解した。目視する限りダメージは見つからない。

CR110 8スピード ストリートバージョン

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50ccツインカム4バルブ、ギヤトレーン、アイドルギヤーのバックラッシュ、15ミクロンから 30ミクロン。此の組み込みが、多くも少なくも性能が発揮されない。ちなみにセンターアイドル ギヤーも当店製作。 此れほど魅力的なエンジンが有るだろうか。高密度なレーシングエンジンだ。 此の車両は私の動く実験室、パーツを製作するたびに取り付けテストする。 30年程前空のクランクケースを手に入れ、組み上げたCRです。私の製作パーツ の確認も含め其の全貌を公開しようと思います。 二階の部屋に鎮座する、CR110ストリートです。30年程遊んでおりますが、今回何台かの レーサーを店に下ろしたので、パーツ製作の為全分解する事にしました。

CS90R用バックステップ

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今回取り付けたのはCRタイプですが、RSCタイプも取り付けOKだ。 今回製作したステップをCS90のレーサーに取り付けて見た。

ジグソーパズル

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此のマシンのパズルを解けますか。 移動するのにカウルやらタンクを取り外す。10年程前に私の製作マシンです。 二階の部屋から何台かのレーサーを店に下ろしたり、店のデスプレイを変えたり狭い部屋でまるでバイク でジグソーパズルをしている様だ。此の暑さの中で狂気の沙汰だ。

江戸前

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イイだこも少し釣れたようだ。煮付けにし食した。此れも中々いける。 中々の良方の江戸前キスだ。 江戸前のフィツシングガイドの友達がキスの良方を釣って来てくれた。大型は背開きにして キス天にした。私は魚料理も大好きで仕事を終え、全ての魚やイイだこの仕込みが終わった のは夜中の1時を越えていた。昨年のs500で日本一周の際、各地で釣りをし、楽しい時を 過ごしたが、それ以後ただの1回も釣りに行けぬ日々を過ごしている。