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4月, 2020の投稿を表示しています

CB72 1961年モデルの遍歴

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未だ未成年の頃当店に初めて来店し此のCB721961年を手に入れる事に 成る。バイクに夢中な少年はある日父親が昔ドリームに乗っていた話を聞いた そうです。まさか其のドリームがCB72であると分かった少年(息子)はその後 の追跡を進行してオジサンの所有していたマシンを譲り受ける事が出来た。 其のましんを30年程前に当店でレストアし長くオ-ナーとして楽しんだが此の10年 程は余り乗らず今回整備を終え今度は自分の息子と来店した。此の様に世代を 超え引き継かれる事が文化であり彼らの今後に乾杯。

MVアグスタ キックスプリングを直す

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MVアグスタの整備とキックスプリングの破断の修理で今回ケースを開け スプリングのダメージを確認する。此れならスプリングを修理して直して 見る事にした。組み立て後のキックで問題無く作動を確認出来た。

CB92タンク内のインナーコート

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クリームコートを施したタンク内は長い年月で錆びや腐食が進行して手の施し用 が無い。当店は其のコート類を時間を掛け取り除きその後サンドブラスターで錆び や腐食を取り除く。今回のタンクは強敵で未だ完璧に除去する事が出来ない。 最後に特殊プライマーでタンク内をコーティングする事に成る。

CB72リヤーリム内錆びの修理

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リムの内側の錆びをブラスターで撤去し特殊プライマーでコーティングを施す。 後は完走すれば完了です。

CR110チエンケース

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ストリートバージョンのチエンケースとステップをペイントした。此の様な状況の中 何をやるのもとても難しく成って仕舞った。
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洋行帰りのCR110

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大分前に修理依頼で取り外したCR110のクランクとコンロッドだが矢張りビックエンドブロー後 にそれらを直し再度ブローした物と思われる。これ等の仕事は日本の仕事では無く此のコンロッドの 形状からアメリカでの修理では無いかと推定出来る。H断面を持つコンロッドは強度も有りそう だがビックエンドが完全にブローしている。クランクウェートにコンロッドサイドが強く擦れて下り 相当な発熱が考えられる。クランクピンの圧入も問題が有りリテーナーもニードルも問題が 見られる。クランクウェブもサンダーで醜く落とされクランクR部のローラ―ブローが見られる。 CR110のエンジン修理は高難度でアプローチを間違うと此の様な結果に成って仕舞うのか? 今回レストアルームを片付け中に見つかり参考資料として載せて見ました。

部品組み立てのCR110

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私が中学生の頃50ccのバイクを改造してレーサー擬きを何台も制作 して楽しんで居たが其の頃CR110が衝撃的なデビューを果たした。未だ中学生 の私が其の高価なマシンを手に入れる事は出来ずそれでも40年程前から 部品をコツコツ集め5年程で1台を組み上げる事が出来た。部品組のエンジンは 渋く思う様にパワーを出す事が出来ず洋々な所にトラブルが発生しそれらを対策 し、高回転でもブローしないエンジンを作る事が出来た。 1988年に高速サーキットのスゴーサーキットで優勝したのち1台丸ごと分解して 部品では入らないパーツを復刻する事に努めたが其の使命も終わった全バラの エンジンを組み立てに入り形が見えて来た。ブロンズ色に輝くコンロッドは私がフリーハンド で制作した物で材質や精度を求めれば超高回転でも壊れる事は無かった。

アバルトメーター?

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フィアット500用アバルトのメーターが手に入りました。集合メーターのカバーは 当時物の本物だがメーターはイエガ―では無く当時物の代用品?が付いて居る。 部品で楽しむのには十分な雰囲気を醸し出す。

CR110キックパーツ

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CR110のキックギヤーの渋味取り払いラッチも相性の良い物を見つけ加工する。 矢張りレース用エンジンにキックを取り付けるだけでも大変な時間が掛かる事 に成る。