S500 日本縦断

私が楽しみにしているコーナーだが最近は此の２人のコーナーがお休みの 時 が有り残念に思う。私としては此の倍以上のページを割き濃密な物を期待して いるが如何な物だろうか？

旧車の場合は何処までが納車整備か其の上を狙うかで整備時間が何倍も 掛ってしまい何処までやるかが問題だが当店は私がオーケーを出すまで 作業が進む。此のマシンも最高のコンデションで次のオーナーにバトン タッチしオーナーと楽しい時を過ごして頂きたい。

本日雁ノ巣仕様のCR１１０のエンジン始動を試みて左手で後輪を回し右手で CRキャブを操り一人でエンジン始動に成功した。恐らく５０年振りにエンジンに 火が入り生き返った事に成る。欠品だらけのエンジンを始動させることは難問 も多く後は微調整を繰り返し組み上げて行く。

最終日は車で足を伸ばし上田城後や善光寺当をお参りして帰路に付いた。 今回のツーリングは車とバイクを上手に使い楽しい旅でした。

一人乗りの宇宙船の様な低くて小さなテントが今回集中豪雨の中で一滴の雨 も入らず下からの水没にも免れた。翌朝まで熟睡を提供してくれた。

思い思いに夕食の準備に入り可成りワイルドなディナーに成った。焼き肉有り アユも豪快に料理して皆で大雨の中何とか食事を終えた。

草津のキャンプ場に到着後急いでテントを張る。黄色いテントが私のニユー テントで其のポテンシャルが問われる程の集中豪雨に見舞われた。

原始の姿を思わす風景が続く。酸性の水を好むコケが長い間川の岩や体積物 に育ち見た事が無い独特な風景を演出する。未だに此の様な未知な場所が有る とは感動物でした。

川の中に温泉が湧いて下り３人でひと浴びしながら露天温泉を楽しんだ。

標高を上げながら浅間高原を散策する。遠い日の浅間火山レースの息使い が聞こえて来るかの様な空間をひた走る。

２日目の朝KR５００の前で記念撮影後ペンションを後に次成る目的地 に向かう。爽やかな朝に　CT１１０は快調な音を奏でる。