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洋行帰りのエンジンは。

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今回取り外したピストンを検証する事に依り此のエンジンの前の状態を知る事が出来る。 オイルリングの合口が3ミリを超えセカンドリングは合口4ミリを超える。トップリング は一部粉砕しており幾らホンダの高性能エンジンも此れではまともに動かない。 ダメージを抱えたエンジンはその後長い間放置されシリンダー内に水が溜まりシリンダー が腐食し錆びの塊となりアメリカから日本に戻り私の所に辿り付き今回の修理に成った。 此の修理に依り又元気に日本の地で走り回る日も近い。

対策パーツ。

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  コンロッドにピストンを取り付けシリンダーのオイルカットを確認する。ピンホール が気に成ったが余り問題無い様なので此のレーシングピストンで組み上げる事にした。 次いでにCB92のコンロッドを説明しよう。左のビックエンドの径が小さい方が初期型。 右が対策パーツでニードルが初期20本に対し24本仕様になり20パーセントアップに成り ビックエンドの強度が格段に上がった。今回のタイプは強化型で対策パーツに成る。

ホーニング。

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ボーリング終了後ホーニングマシンでシリンダー内面を仕上げながらクリアランスを 出しながら仕上げる。此の時の精度と数値デリケートで性能に大きく関係する。

ボーリング。

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錆び錆びのシリンダーをボーリングして見た。長い間雨ざらしでシリンダー 内の錆びの進行が気に掛かり左のシリンダーをオーバーサイズピストンに 合わせ掘り進んだがやはり虫食いが取り切れず僅かに残るが両方をボーリング した。  

CB95レーシングパーツ。

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洗浄したクランクを芯だしを行い泥泥のシリンダーも洗浄し浅間火山レース で大活躍した810レーシングピストンとリングを持ち出し使えるか?を検討する。 オーバーサイズピストンだが腐食したシリンダーをボーリングする事で 大変貴重なレーシングパーツがセットアップできれば最高に嬉しいのだが。  

分解完了。

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固着ピストンをどの様に分解するかでシリンダーのスリーブを割ってしまったり クランクにダメージを与えたり へたをするとクランクケースに重大なダメージ を残したりする。今回此れほどの固着ピストンでも全て完璧に分解する事が 出来た。  

固着ピストンを引き抜く。

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奄美に行く前に固着したケースを洗浄液に漬け込み出かけ帰るなり洗浄液 の浸み込みを確認しプレス機にケースをセットし両方のピストンを同時にプレス する事でシリンダーを外す事が出来た。此の時点で1回もハンマー等で衝撃を 与えず分解出来た。