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5トンプレス。

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悪戦苦闘しプレスゲージを反応するまで上げて行き5トンを超えた所でバキッと 衝撃が有り、何とかシリンダーとピストンにダメージを与えず無事分解する事が 出来た。今までにピストンの固着を解除するのに2トンも掛ければ反応が有り 取り外す事が出来たが今回5トンは新記録に成る。

固着ピストンをプレス機で。

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シリンダーをプレス機にセットしピストンを2トン程圧力を掛け抜きに 掛かる。固着が酷いらしくピクリとも動かない。シリンダーをアセチレン で温め、再度プレスを掛けるが反応が無い。 ピストン上部にオイルを入れ、再度熱する。

クランクを取り出す。

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長い年月シリンダーとピストンが固着したエンジンを分解しクランクが むき出しに成る。此れをプレスに掛けシリンダーとピストンの固着を 抜き取る事に成る。

エンジンの分解。

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エンジンの分解が進む。専用工具と汎用工具を多様しケースを分解する。 此処まで一発もハンマーで叩く事も無くケースを分解する。

MVアグスター。

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今回の車両はMVアグスターのスクーターで相当長い年月眠って居たエンジン の様だ。クランキングせず、シリンダーの固着かクランクのビックエンドの固着 か分解時の専用工具を旋盤で製作しながら分解を進める。チョコンと取り付いて 居たデロルトのダウンドラフト、フロート別体キャブがレーシーな味付けを演出する。

定休日に又1台。

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今年に入ってから部品取りかジャンクパーツが次次と押し掛け毎月の様に 押し寄せて来る。殆どの車両がレストアの失敗か意味も無く分解され大切 な部品がダメージを受けたり紛失したり、又分解前の資料写真や、分解時 のリストも無い物が殆どで剥離したフレーム等は錆び錆びに成りエンジン も錆びや水がエンジン内を侵し、硬く固着しエンジン分解も細心なアプローチ を必要とする。

幻のブレーキ

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此のYDⅠ用ドラムブレーキは まるでレーシングブレーキの風貌を持つ。 YD1で開発されカタリナレーサーにも取り付けその後ヤマハ250Sから YDSⅠまでスーパースポーツからレーサーにまで使用しその後姿を消す。 正しく幻のブレーキドラムと言える。