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6月, 2016の投稿を表示しています

レストアとは。

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最近フルレストアと称するマシンが修理依頼で入って来る。外装も含めエンジンや足回り もレストアとは言えない内容で物によっては壊していたり重大なダメージを抱えて居る。 レストアとは時代をさかのぼり当時を再現したり機能を取り戻しバイクで言えば当時の性能 や機能が伴い現代を安全に走行出来耐久性も当然必要に成る。見えなく成る所も手を抜かず きちんとした仕事の集大成が本来のレストレーションに成ると思う。

CB72の修理

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クラブマン仕様で長く乗ったCB72をノーマルに戻す。ノーマルパーツも多種多用 で年代に合わせパーツをレストアし組み上げる。ボルトオンで遊べる60年代の ホンダ車は面白い。

CB92納車

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口金の樹脂を当時の真鍮製に変える。此の金具は虫を増し締めしたり 交換する事が出来る優れものだが最近のチューブには樹脂の蓋しか 使われない。今と成っては貴重な小物に成る。最終調整が終わり本日 福島よりオーナーが来店し元気に成ったCB92は無事退院致しました。

団塊世代

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一台のスポーツカーにオジサン達が群がり其の凝縮した先にはメカの塊の様な 素敵な車が置かれ話が弾む。団塊世代をサンドしたオジサン達は美的な感性を持ち あらゆる物に好奇心を見せる。僕も欲しいなと言う声が聞こえて来るショットに成るか?

CB92初期型

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今回偶然にもCB92初期型が修理に入ったが其の製造番号は数番の近さ であり貴重な個体が当店を独占する。此の2台は製造ラインを並んで居た 位近いナンバリングで有る。どちらの車両も当店オリジナル対策ドラムが 取り付き時をタイムワープしたかの様に時代を駆け抜ける。

CB92完成。

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レバーを初期型に仕上げ全体を組み上げ調整ごテスト走行に入る。 コーナーの横ぶれも無く成り足回りの改良が効果的な結果を生んだか パワフルなエンジンに耐える物と成った。深夜まで作業が続き疲労こんぱい の1か月で有った。CB92が完成した。

CB92時代を読む。

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CB92の時代はボルト類は旧ジスが使われる。拘りを持たないレストアはそれら をisoボルトを使って仕舞時代が合わない。今回可能な限り旧ジスで組み直す。 レバー類も初期型に拘り当時のパーツを参考にモデハイを行う。

CB92トップブリッジ

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上がノーマルで下が初期型イメージのトップブリッジ。59年中期型の砂型トップ ブリッジから型抜きして制作した物で砂眼が残るレーシーな物に成った。

フロントハブの組み立て

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フロントパネルもbウレーキシューも含めフルオーバーホールを行い 組み上げた。トップブリッジも初期型イメージで背の低い当店オリジナル に組み替えた。ハンドル1本分程低く成り依りレーシーな風貌をかもし出す。

フロントハブの検証

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全てのパーツを分解しダメージを確認する。矢張りテスト試乗で違和感を感じ 2周で終了したが此のブレーキシステムは不完全でスポークは首が短く無理 に組み立てたダメージがハブをいじめて仕舞い深い傷を残した。 ブレーキシューも片効きでシュー1枚がアンカーピンと錆びで固着し此の 1か所を分解するのに半日を要して仕舞った。

CB92対策ハブの組み立て

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此のマシンは140-18-36Hのリームが取り付いて居たが純正の160-18-36H に交換し組み立てた。フロントも同寸で先行組み立てを行いタイヤを含め全て新品で組み上げ てから取り付いて居るハブを分解して検証した。

CB92フロントドラム

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リヤーブレーキの対策が終わりフロントドラムを検証する前に私が削りだした アルミ製フロントドラムを見つけ出した。抜き型から自製してアルミインゴットを 旋盤とフライスで加工して制作したパーツに成ります。

リヤードラムの組み付け。

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全てのべアリングを対策しチエンも新品で組み上げた。此れで傷んだ パーツと消耗パーツの全てを交換した事に成る。CB92のアキレス けんとも言えるドラムを対策する事により長期に渡り安全なライディング を楽しむ事が出来る。