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2月, 2019の投稿を表示しています

C110ドラムの内面研磨。

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荒れた内面を研磨してブレーキの向上を狙い精度良く仕上げた。古いベアリングも 高性能の密閉型高級ベアリングに打ち替えた。塵溝の錆びと泥も綺麗に削り出し 水の浸入を防いだ。

C110スペシャルエンジン完成。

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1か月に及ぶ制作時間でスペシャルなエンジンが完成しました。求めた性能が出たか テスト走行に入ります。完璧なエンジン オーバーホールとは其の性能を確認し 全てのセッティングが完了しないとオーナーの元に届ける事は出来ない。  

C110シルバーメタリック。

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C110のエンジンの両サイドカバーをブラスト加工後シルバーメタリック でペイントし軽くクリヤーで仕上げる。完全硬化後に洗浄しオイルシールの 新品を打ち込む。休みを返上しての作業が続く。

C110クラッチと電装の組み立て。

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洋々なトラブルを解決しながらクラッチと電装を組み上げて行く。先が見えて来たか。

C110エンジンの組み立て。

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スペシャルピストンを組み込みシリンダーとヘッドを組み上げる。各パーツのフリクション を取り払い重要パーツは全て新品で組み上げる。エンジンの体裁が整って来たか。 ピカピカの部品は全て見えなく成って仕舞いました。

C110ケースの組み立て。

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全てのベアリングとオイルシールを交換してクランクとミッションを組み上げた。 ピカピカに磨き上げたクランクは此れで見えなく成ります。

CR110 0Ⅹ?

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1960年始めC100やC110のエンジンの発展型として50cc前傾エンジンで ツインカムエンジンが試作された。べベルギヤーでヘッドのツインカムを駆動する エンジンでした。バルブは2バルブ プラグの取り付け位置はセンターでは無く 燃焼室の端に有り各ギヤーのフリクションに依り思った程のパワーには至らなかった 様です。次にCR110 1Ⅹ 2Ⅹと進化を遂げ名車のカブ レーシングCR110に成る 訳です。今回制作中のC110エンジンは極短い製造期間で其の持てる潜在能力を発揮 せずに製造を終了して仕舞った。世界的に見てもOHVエンジンのレーサーの活躍も素晴らしく マン島TTでアエルマッキ350改450レーサーが500㏄クラスのラップレコードを叩き出した と聞いて下ります。今回制作のC110はストリートユースでは有るが其の潜在能力を何処 まで高めるのか楽しみです。連休を返上して全ての加工が終わりました。

C110ヘッドの加工。

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ピストンのボアに合わせヘッドスキッシュ部をフライスで加工する。 バルブを外しシートの当たり面をダイヤモンドカッターで加工する。 水の入った痕跡が有り45度部の仕上げに苦しむ。

C110ピストンの加工

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旋盤でピストンヘッドを加工後バルブのスキッシュをフライス加工で行う。 何種類かのピストンを仕上げる。

C110ボーリング完成。

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メインボア40ミリを44ミリまで広げる。仕上げとしてホーニングマシンで適切な クリアランスに仕上げる。

C110クランク完成

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CR110ストリートのクランクと間違えて仕舞う程の美的で高精度なクランク が組み上がりました。此れでハイパワーエコエンジンの準備が出来ました。