1960年始めC100やC110のエンジンの発展型として50cc前傾エンジンで ツインカムエンジンが試作された。べベルギヤーでヘッドのツインカムを駆動する エンジンでした。バルブは2バルブ プラグの取り付け位置はセンターでは無く 燃焼室の端に有り各ギヤーのフリクションに依り思った程のパワーには至らなかった 様です。次にCR110 1Ⅹ 2Ⅹと進化を遂げ名車のカブ レーシングCR110に成る 訳です。今回制作中のC110エンジンは極短い製造期間で其の持てる潜在能力を発揮 せずに製造を終了して仕舞った。世界的に見てもOHVエンジンのレーサーの活躍も素晴らしく マン島TTでアエルマッキ350改450レーサーが500㏄クラスのラップレコードを叩き出した と聞いて下ります。今回制作のC110はストリートユースでは有るが其の潜在能力を何処 まで高めるのか楽しみです。連休を返上して全ての加工が終わりました。