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再生。

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長い年月で半分溶けてしまったトップブリッジをアルゴン溶接で肉盛りし 研磨ごバフ掛けでアルミの光沢を出し仕上げて行く。次いでに少し溜まった バフも仕上げる。

CS90完成

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今回此のCS90はエンジンフルオーバーホールの為入庫したのだが 過去にエンジンをブラスト丸打ちで、最近当店に入る不調をきたした エンジンの大半が此の丸打ちでブラストの砂がエンジン内に滲入しそれらを ポンプでエンジン内を圧送し更成るダメージを進行させる。何処かでこの様 な仕事を大量に行う場所が有るのだろうか? 今回のCS90はオイルポンプギヤーのトラブルの為幸運にもブラストが圧送されず ダメージが最小限に抑えられ、当店のフルオーバーホールで新車の性能を取り戻した。

CS90テスト走行

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エンジンオーバーホール前に入って居たオイルポンプギヤーだがギヤーにシャフト がゴム焼付けで固定している部分が外れオイルポンプが作動せず此れで乗って 居た様だ。オーバーホ ール前のエンジン音がキンキンして居たのが此れが原因で ブラスト丸打ちのダメージが追い討ちを掛けて居た様だ。 今回適切なエンジンオーバーホールにより新車の様な性能を取り戻した。

S500試乗会。

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バイクの入れ替え時にS500を引っ張り出し、私の愛弟子にハンドルを持たせた。 50年前のS500のフィーリングは如何ですか?ヒエーこんなにレーシーな乗り物 だとは思わなかった。とても感動していた。

CL450整備完了。

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基本セッティングとは程遠い車両を整備する場合い一番難しいのは、何処 をどの様にして仕舞ったかを読むのが一番難解でパズルを解く様に整備 を進行する。此のマシンも又難度の高い物で有った。 ベストコンディションに生まれ変わった。

ホンダドリームCL450

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CB改CL450だがこれも又基本セッティングが出来ておらず、12項目の整備を行う。 分解が進むと不具合の箇所が顔を出しあれやこれや20箇所以上の整備を行う事 に成る。適切な整備を施せば今までの不調が嘘の様に蘇る。1台1台難度の高い 整備程完成時に感動する。

CB250エキスポート。

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最近トラブルを抱えたバイクが押し掛ける。基本セッティングが出来ておらず 本来の性能の半分も出ておらず、ツーリングはおろか近場に行くも苦労する。 キャブのフルオーバーホールを含め、点火タイミング、タペット調整、オイル交換 他12項目の整備でバイクは素敵に生まれ変わり、人車一体に成れば日本一周 も夢では無い。此のエキスポートも見事に蘇りオーナーの元に戻った。

CB450K1

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類は友を呼ぶか?CB450K1が2台修理に入った。赤色CBはCLマフラー が取り付き此の2台が同一車種には見えない。テストフィーリングが楽しみだ。

初期型CS90

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1964年高校生の憧れ、手の届きそうな90ccのバイクが発売されフェザータッチ の新型クラッチやアルミシリンダーに憧れ、此のバイクから此の世界にのめり込んだ ライダーが多い様な気がする。

エンジン オーバーホール

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CS90初期型ノーマルエンジンのオーバーホールが形に成って来た。 初期型アルミシリンダーのエンジンが当店では中々人気が出て来た。

ツインカム レーシングエンジン。

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1965年清水 春雄氏は田中工業のレース用ツインカムエンジンを開発する。 上の写真は横向きに成ってしまったが清水 春雄氏自らテストした様だ? 果たして度の様なエンジンフィーリングだったのだろう? その後度の様なエンジン開発に携わったか此の辺から表舞台に余り顔を出さなく 成る。恐らく最後の最後まで新たな、レーシングエンジンを考えていたに違い無い。

CB125Jxレーシングメガホン。

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耐熱ブラックでペイントし本日メガホンを取り付けて見た。斜め後方から 見た様は中々迫力が有る、

清水 春雄作。

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その後54年にホスクNK BA OHC 200cc2ポートと発展を遂げ 500ccホスクDAと更成る進化を見る。此のシリーズは1959年まで 変更を繰り返し、DBスポーツまで、清水 春雄作OHCエンジンの完成 を見る。

風立ちぬ。

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スタジオ ジブリ製作 宮崎駿監督、風立ちぬを休日に鑑賞した。 私も戦争の武器と見ず、マシンとしてのO戦に興味が有りレストア中の O戦のコックピットに収まったり、日本に現存する5~6機のゼロ戦を見て 来た。5~6機とはレストア途中の残骸が何機か特定出来ず、もう少し 多い数に成ると思う。此のゼロ戦を設計した堀越 二郎も又天才で有り 数々の実績を残し海軍零式艦上戦闘機を産み落とした。新作の ジブリ作品として見ると今までとは違う宮崎 駿に会えた様な新鮮娑 を感じた。

名古屋TTレース。

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1953年3月21日名古屋で初のTTレースが行われた。 レースと言っても、一般道を使い国産オートバイの品質向上を願い行われた。 参加メーカー19社57台の参加で各メーカー3台一組でメーカー対抗レース で国、県道230キロ余りのストリートTTレースで現在では考えられない様な レースに成る。 3台一組のチーム優勝はホンダⅢEレーサー。 2位はスミタチーム3位はポニーモナーク 個人優勝は昌和SHレーサー 2位ホンダⅢEレーサー 3位ポートリーライナーレーサー 本当に古き良き時代の今ではとても考えられない様な公道公認レースで有った。 此の1953年名古屋TTレースの参加車両は全て国産部品を使用し排気量は 150cc以下全車ホーンの取り付けが義務化され、国産オートバイが急速に 進化する足がかりを掴んだレースに成り、その後国産バイクの性能は世界レベル に追いつきやがて世界を制して行く。 写真のバックルは此の名古屋TT記念バックルで有り、オークションで探し出し 本日私の手中に収まった。洋銀に白と赤色の七宝焼きで全コース233キロのコース を表しており、裏には名古屋TTの字が浮き彫りになる。当時のチープな箱入り新品 に成る。この様に関連物がドンドン押し寄せて来る。

アウターフライホイール

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錆びと打痕を旋盤加工で更成るバランスと精度を追求する。この様に 少し備品達を触ると精度や材質が度のレベルかの判断が出来る。 錆びや傷に目を取られるがどれもこれもOパーツの部類に入るのでは?

ポートリーライナー レーシングカム。

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カムギヤーのダメージとカム山を研磨しポリッシュ仕上げを施す。 病み上がりの体では此れが精々か。

ポートリーライナー1953年モデル。

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今回のエンジンが此のエンジンに成る。山田輪盛舘リリースの清水 春雄作 ポートリーライナー。此のマシンも名古屋TTレースで3位に入賞している。 ちなみに2位はホンダがリリースした3E150cc OHVであり此の時点でホンダは OHCエンジンを大いに意識したと思われる。 ポートリーランナーエンジンスペック 4サイクルOHC 圧縮比6,5 6000回転 最高出力5馬力 他のリストでは7馬力も有り。 2ポート 3段ミッション。昌和SHは2段ミッション。

昌和SH 1953年モデル。

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次に清水 春雄設計のエンジンは昌和SHに搭載され更成る発展を遂げる。 4サイクル 149cc圧縮比6,5最高出力6馬力5000回転最高速90km。 1953年第1回名古屋TTレースで優勝する。

ヤマリン(試作車)1951年モデル。

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連戦連勝を続けたサンシャインレーサーを元に新エンジンを製作し此のヤマリンの試作 車に使用され更成る発展を見せる。 1951年製作。4サイクルOHC 149cc最高速75km

奇才 清水 春雄。

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此のポートリー ライナーを語る前に産みの親である、奇才、天才の清水春雄氏を 紹介しよう。 清水氏は1908年生まれで昭和4年に牛込若松町にモーターサイクル商会を開業し 多岐に渡る高性能バイクを乗り回し、後に自作レーサーで大活躍をし、其の後エンジン を含めオリジナルレーサーを自ら開発する。 1937年製造の其のマシンは連戦連勝を続け其の完成度と飛びぬけた高性能を見せ付ける 事に成る。此の時代にチエンドライブのOHCレーサーをみずから開発又ライダーとしても 天才ぶりを発揮し、其のサンシャインレーサーこそが後のポートリーライナーまでを研究開発 につながって行く。高回転高性能のホンダが未だOHCエンジンを発売する前の出来事である。

ポートリー ライナー。

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熱中症で倒れる寸前にネットで落札した。又又エンジンが私を探したか、私が探したか 取り合えず本日店に届き開封した。

熱中症。

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まさか自分が熱中症に成るとは思いもよらなかった。16日深夜に熱が出だし久し振り の高熱に驚き体を冷やし水分を取りながら朝を待ち何とか夕方に2軒隣の病院へ出かけた。 症状を話すと点滴を行うと言う。注射嫌いの私も今回ばかりは従い1時間程で見る見る具合 が良く成り本日も仕事は休んだが軽い散歩に木場公園を夕方1時間程歩いて来た。 今回感じた事は何時成るか分からないと言う事だ。其れと私は仕事中は自分で入れたコーヒー しか飲まず、余程熱い日に麦茶、梅酢ドリンクを飲むが此の日はコーヒーしか飲んでおらず 此れも失敗だと思った。脱水状態時に幾ら麦茶等を飲んでも体に直ぐ吸収せず、、経口保水液 を進められ2本程買い求め試飲して見た。此れは脱水状態や熱中症に効果が有るようです。 ちなみオートバイのネーミングの様なOSー1.いざと言う時にお助けマンに成るか?写真 は奄美のショットでうなされながら奄美を思う。

CB125JXレーシングメガホン

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うだる様な暑さの中ロー付けでメガホンを仕上げた。此の日の夜熱が出て 鬼の霍乱とでも言うのか本日仕事を休み病院へ行って来た。軽い熱中症らしく 少し飛ばしすぎたか?明日も休みます。