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スタンゲリーニの謎。

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苦心の後が分かるだろうか。ライトウェイトエンジンはほんの少しのストレスで パワーロスに繋がる。自分の指先の感触で気に入らないとこの様に全バラ に成る。すごろくで言えば又振り出しに戻ったか。更なるパワーを求め又いちから 組み直す事にし、今年の仕事収めにしよう。新年が楽しみだ。 要約組み付けたコンロッドとピストンを全て抜き取りケースにはクランクだけ に成る。 今しがたまでスタンゲリーニのエンジンと格闘していた。渋みを探し、次ぎ次ぎと部品 を取り去る。

CB92オーナー初試乗。

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気が付けば今年も数時間で新年を迎えようとしている。バイク バイクで1年が アットいうまに過ぎて往く。又今年程パーツを復刻した時も無い。 オーナーのウェイトもさることながら、ライトウェイトのCB92を操るに丁度良いバランス か。 CB92のオーナーが店に遊びに来た。取りあえず試乗して見るかい。町内のクリプス コースを3周程走行して貰う。初乗りにはトテモ見えないランディングだ。上手に92を 操る腕はタダモノではない。

スタンゲリーニの謎。

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エンジンにパーツを取り付けると、其のつど渋みが出て対策を講じる。何と 組み上げたエンジンが又裸に成って行く。又一から組みなおすか。謎多き エンジンだ。 プッシュロッドの受け皿の逃げ加工を8本の内6本を加工する。 ロッカーアームに対しプッシュロッドの受け皿の逃げ加工を施す。長さも とんでも長い物が有ったり、寸法がバラバラで此れも加工が必要だ。

スタンゲリーニの謎。

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ウオーターポンプとタイミングギヤーをセットする。ロッカーアーム回りの位置と 渋みを何とかしないと行けない。課題は多い。 巨大なオイルパンを取り付ける。それにしても巨大だ。 オイルパンのパッキンをコルクで製作する。 オイルポンプを取り付ける。 仕上げて洗浄する。 此れで1箇所解決する。 ヘッドカバーのクラックをアルゴンで修理する。 それにしても、個性的なデザインをしている。 セピヤ色の中にレストアのヒントが有るのだろうか。 オーナーが資料に成る本を少しずつ見つけて来る。写真やら本が私の資料に 成る。

C72R進行中。

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此れでステップ回りをセットする事が出来る。ノーマルのエキパイより大分 長い。 早速現車に取り付けて見る。エンジンに沿って綺麗なアールを描く。 素晴らしい仕上がりに見とれて仕舞う。 エキパイのメッキが上がった。新聞に包まれたエキパイを見て、縁日の万年筆屋を思い出し 一人顔がほころぶ。

スタンゲリーニの謎

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此の場所にデストリビューターが取り付く。取り付け部のクラックをアルゴンで 直す必要が有る。部分的にダメージが有り、中々組み上がらない。此のエンジン を物にするには謎解きをしながら組み上げるしか無いか。 ロッカーアームの精度が気に入らない。何らかの対策が必要か。 ヘリサートも効かない為、段つきスタッドを製作し、取り付けた。此の1本に 数時間を要した。 ワンオフでスタッドボルトを削り出す。 最後の1本のスタッドボルトの製作にてこずる。 カムシャフトを仮組みし、タペットやプッシュロッドも借り組みする。 プッシュロッドの曲がりを修正し、全てのパーツを洗浄する。 カムシャフトを洗浄し、錆びも含めて綺麗に落とす。

猫友。

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毎日鬼ごっこをしたり、ご飯を仲良く食べたり、部屋で運動会もします。 左がやんちゃ坊主のギューちゃん。首に鈴を付け何処に居ても直ぐに分かる 様にしている。右が先輩の真央ちゃん。何をされても怒りません。 奄美のマーちゃんのリクエストに答え、ギューちゃんと真央ちゃんの近況報告 をお知らせします。

スタンゲリーニの謎

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此の様な形に組み上がるのか。子組み借り組みを繰り返し形を模索する。 シリンダーにスタッドボルトをセットし、ヘッドを借り組みする。スタッドを1本 ずつタッピングし、取り付け位置を確認する。 各々のパーツを洗浄しクラック等を確認する。 ロッカーアームの当たり面を研磨し洗浄し、様子を見る。 バラの部品を確認しながら、子組み借り組みを繰り返す。パーツリストやマニュアルが 無く、この様な手間を惜しむと組み立てが難しい。此のキャブはウェーバーのワンキャブ でボデイが真鍮で出来て入る様だ。トテモ重量が有り、時代を感じる。

CB92フルレストア

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スクリーンを取り付けだんだん形に成って来た。テスト走行も順調に進んで居る。

CB92フルレストア

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今日もテスト走行を繰り返しセッティングも煮詰まり10000回転の領域に達し ポテンシャルがタダモノではない、片鱗が見えてきた。 L側もポイントカバーも取り付き、形が整って来たか。 59年初期型のイメージが形に成る。 セルのメクラ蓋を取り付ける。 Y部品のセルのメクラ蓋を製作し穴加工を施す。

CB750K0エンジンオーバーホール。

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スタンスを取り腰下も全分解する。 シリンダーの状態を確認する。 テンショナーのダメージが見受け取れる。これ以上走行するとテンショナーがブロー する。 ピストンの状態を確認する。 燃焼室のコンデションを確認する。4発がバラバラでバランスが悪かったか。 CB750K0のエンジンを分解し、各部のダメージを確認した。