洋行帰りのCR110









大分前に修理依頼で取り外したCR110のクランクとコンロッドだが矢張りビックエンドブロー後
にそれらを直し再度ブローした物と思われる。これ等の仕事は日本の仕事では無く此のコンロッドの
形状からアメリカでの修理では無いかと推定出来る。H断面を持つコンロッドは強度も有りそう
だがビックエンドが完全にブローしている。クランクウェートにコンロッドサイドが強く擦れて下り
相当な発熱が考えられる。クランクピンの圧入も問題が有りリテーナーもニードルも問題が
見られる。クランクウェブもサンダーで醜く落とされクランクR部のローラ―ブローが見られる。
CR110のエンジン修理は高難度でアプローチを間違うと此の様な結果に成って仕舞うのか?
今回レストアルームを片付け中に見つかり参考資料として載せて見ました。

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