イタリアの宝石。スタンゲリーニ レーシングエンジン。

コンロッドはH型断面のアルミ又はジュラルミン製だ。ビックエンドは組み立て式
プレーンベアリング支持だ。年代を超越したパーツ群だ。組み上げを随時投稿する
予定です。難度は高い。
当時オートバイレースで連勝しモンデアルの名を世界に知らしめた其のパーツ
を使っている。
ピストンは名門のモンデアル製でオイルリングがスカートにも入る4本リングだ。
1947年頃イタリアのジローデイタリアやミラノタラント等のレースで活躍したレーシング
スポーツカーのエンジンです。当時4台程製作し此のタイプのエンジンは1台有るかどうか
の貴重な固体です。クランクケースはフィアット500水冷4気筒の2軸クランクサポートを改造
で3軸サポートにした物と聞いていたが此のケースは最初から3軸ケースでテスタマリーノ
製レーシングエンジンである事を発見した。此れは新発見でオーナーも其の確認をして
居なかった。但し当店に持ち込まれた時は全バラで欠品も有りケースを始めバットコンデション
と言える状態だ。この様なエンジンを見るとメラメラと燃える心を抑える事が出来ない。取り合えず
シャッフルした部品を整理しダメージを見つけながらトライして見るか。

コメント

このブログの人気の投稿

CB125JXR

CB750K0ケースの洗浄