スーパーカブのピストンを検証する。




手に持つ小さなピストンが今回分解したエンジンから外したピストンだが
オイル上がりでピストンも燃焼室もカーボンがべったりと堆積している。
シリンダーやピストンにも擦り傷は見られるが大した傷にも見えずオイル上がり
の原因は余りにも繊細なピストンリングに問題が有るのではと見た。
ピストンが3個写っているが右から今回のエンジン 真ん中が60年代後半の
ピストンで一番左が60年代のOHVのカブのピストン。
時代と共に軽量化とフリクションの軽減が進み見た目にも其の形状が変化
して行く。又リングの変化も著しく変わり60年代のトップとセコンドリングの
巾1,2ミリに対し今回の問題を抱えているリングの巾0、8ミリはレーシング
並の巾しか無く果たしてカブのエンジンに必要な物なのか?疑問が残る。

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