幻のランペットCA1B



ジョンソン基地のクラブマンレースで50ccクラスを独占したランペットレーサー
をご存知だろうか?比較的初期のランペットレーサーに成るがエンジンは此の
CA1Bに比較的近い物と思われる。小さめのシリンダーにヘッド、フラマグで
インナーローターが純正装備でキャブのフランジはCA2と同型で今で言うビック
キャブが取り付く。クランクサイドのオイルシールストッパーは無く初期のCA2と
ほぼ基本コンセプトが同じ様に見える。此のジョンソンで50ccクラスを征した
エンジンはこれ等の外装を持ち3段変速のレーサーであった。その後ランペット
CR50レーサー砂型クランクケースを持ち1次側クラッチ、4段クロスミッション
インナーローターレーシングマグネット、を身にまとい、高度にチューニング
したピーキー名マシンに成る。その後CRⅡレーサーに発展し2次側クラッチ
4段クロス、チャンバーも究極な発展を遂げスプリントレースでは連勝マシン
に成る。但し本格的なロードレースではホンダカブレーシング、CR110がランペット
の連覇を阻み以後ランペットレーサーの活躍の場が失われて行く事に成る。

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