こだわり。

ほぼ1日を費やし、前後のリームを仕上げ、高級クロームメッキに出す。部品の鉄
リームからすれば、何倍もの労力と費用が掛かるが、此の辺りが拘りで有り、レストレーション
の奥深い所か。

先人の爪跡をサンダーを酷使し、無数の痕跡を1個づつ丁寧に削り取る。
CB750エンジンオーバーホールの件で話の中で、20年程前リームを新品に
組み替えた話が出た。私は其の外したリームは如何しました、と聞いてみた。オーナー
暫し考え、処分したかどうか覚えが無いようだ。K0は新車時には、丸リームが付いていた
可能性が有るむねを伝え、オーナーは帰宅後直ぐにリ-ムを探しようやく見つけたそうだ。
数日ご其のリームを拝見すると、リヤーは間違い無く幻とも言えるエッジが丸い、通称丸リ-ム
で合った。

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